代表・庭野孝之、レーベル発足後初のソロアルバムを10月にリリースします。

2011年のmetaphoric「initiative sense plans」リリース直後から制作にとりかかっていましたソロアルバムが完成し、今年も無事に1枚リリースすることが決まりました。
今回のアルバムは音作りから演奏(ギターだけですが)、プログラミング、編集まで全て1人で作り上げました。
テーブルにギターを置いた状態でマネークリップやボトルネック、ドラムスティックなどを用いたプリペアド的な即興演奏、音も確認せずにペンタブレットで絵を描くように打ち込み(実際に点を打ちながら模様を描いたりしてました)、後から音色を嵌め込んだシーケンスデータをランダムに各パラメータが変動するように細工したプラグインエフェクト群でダブ処理した効果音をミックスした一風変わった音響作品。
エフェクトがランダムにかかるので原曲を再生させる度に違うタイミングで効果が生まれるという現代音楽で言うところの「チャンスオペレーション」の要素を持ちながらも、90年代以降のクラブ/ダンス系サウンドで構成されており、昨今のダブステップやチルウェーブ周辺からアンダーグラウンドで賑わっているカセットテープ・レーベル勢にも通じるボーダレスなエレクトロニックミュージック、まさにサラウンドリィ(?)な音響体験が出来ます(注・この作品はサラウンド音声ではありません・・・)。
現在レーベルのサウンドクラウドページにて4曲試聴できます。
電子音響アーティスト、12kのテイラーデュプリーの手によるマスタリングの効果がわかるようにマスタリング前の音源とマスタリング後の音源をアップしていますのでその辺も楽しんでいただけたらと思います。

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http://soundcloud.com/kawagoenew/sets/takayuki-niwano-surroundly

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ちなみに今回も自腹リリースですので、買ってくれないと私が喰いっぱぐれます(実際そんなに腹は痛みませんが)!!気になった方は試聴で済ませずにもれなく買って下さい!みんなで音楽業界を立て直しましょう!あ、話があらぬ方向に行きそうなのでこの辺で!